スペリー博士のノーベル賞受賞
手には利き手、足には利き足があるように、脳にも利き脳があります。
1981年にカリフォルニア工科大学のロジャー・スペリー博士は「分割脳理論」でノーベル医学生理学賞を受賞しました。
博士はてんかんの治療のために右脳と左脳をつなぐ神経を切断した患者を対象に実験し、感性に優れ想像力に富むのが「右脳」言語能力に優れ論理的なのが「左脳」と立証。
右脳と左脳はそれぞれ全く別の機能をもつことが明らかになったのです。